公開日:2023年09月19日
更新日:2024年06月09日
お子さんの近視に関するよくあるお問い合わせ
✅眼科でメガネが必要と言われたが、メガネをかけると近視は進む?
✅メガネをかけていますが視力回復できますか?
✅軸性近視になっていますが視力は回復できる?
超近視時代
小さいお子さんたちの近視進行は年々悪化の一途
近視は遺伝的要因と環境的要因が複雑に絡み合って発症
この近年の極端な増え方は環境的なもの、
中でもスマホ📱の影響は大きい!
その一方で
近視そのものが正しく理解されていないため
反対に
お子さんの近視進行を助長させたり‥
●近視はなぜ進行するのか?
●近視進行の原因は?
今回は
近視のメカニズムや進行予防の方法を親子で一緒に学んでみましょう!
近視の種類
【正視】視力1.0~1.2
網膜上で像が結ばれる
ピントが合っている
・
【屈折性近視】視力0.3~0.7
角膜・水晶体の屈折力が強すぎて
網膜の手前で像が結ばれる
・
【軸性近視】視力0.3以下
眼軸長(目の奥行き)が長すぎるため
網膜の手前で像が結ばれる」
人間の目は近くを見る時
レンズに当たる水晶体の厚みを変えてピントを合わせる=『調節』
近くを見る時間が長いと『調節』の働きがにぶり
ピント調節不足になる
⇒ピントが網膜の後ろに
⇒像がぼやける
⇒眼軸長が伸びる
※近くのモノを見続けると近視になるよ!!
人間の目は眼球の中心部(黄斑)がよく見える
中心軸より外れた部分はぼやけて見えるので
そのぼやけを補うために
眼球が後ろに伸びてピントを合わせる
⇒眼軸長が伸びる
✅近く(30cm以内)を長時間続けて見ない
✅子どもの視力低下に気づいたら、そのままにしない
⇒ ぼやけたままで放置すると、眼軸長が伸びる原因に
✅2時間/1日、屋外で太陽にあたる
バイオレット光を浴びる
⇒ 日陰やベランダでもOK
✅眼科健診を受ける
⇒低濃度アトロピン目薬
⇒オルソケラトロジー
✅視力回復トレーニング
⇒超音波治療器ミオピアで疲れ目を軽減
⇒目の遠近トレーニングで目の調節力を高める
※近視になる前から行うと効果大
※アトロピン目薬・オルソと併用可
人間は元来、眼軸長を伸ばす仕組みが備わっているので、後天的に調整される
✅目と対象物との距離と時間
・距離が近い
・見る時間が長い
⇒ 眼軸を伸ばす刺激大
✅調節ラグ(ピント調節不足)は近くを見た時におこる
⇒ 眼軸長が伸びる原因
近年、近視のお子さんたちの多くは軸性近視です
何もしなければ、成長期、身長が伸びるように眼軸長も伸びます
現代の医学では、伸びた眼軸長は短くすることはできません!
視力が悪くなれば‥メガネ、コンタクト(オルソ、ICL)レーシック手術
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これらは”視力矯正 “で視力回復 ではありません!
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視力回復の一番の近道は
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早期に発見早期に適切な処置
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軸性近視になってもあきらめないで!
早めに気付き今やれることから
家族揃って視力回復トレーニングにチャレンジしませんか?