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オルソケラトロジーで視力回復できるの?

公開日:2023年04月30日
更新日:2024年06月21日

オルソケラトロジーで視力回復


小さいお子さんのオルソケラトロジーの
ご相談やお問い合わせが増えています


「オルソをしているが半年で近視が進行しました!
 視力回復トレーニングと併用出来ますか?」

「近視進行の抑制になると、低学年から試しているが、
 毎年、学校検査はC判定!

 視力回復トレーニングで低下を遅らせたい」


成長期の近視進行を抑制する目的で処方される

オルソケラトロジー

就寝時に特殊なハードコンタクトをつけて
日中だけ裸眼で過ごす「矯正方法」です

「視力回復」ではありません

オルソケラトロジーの仕組み

*対象年齢は6歳から

*日中を裸眼で過ごせ、見た目や利便性


低学年の内から近視の抑制が出来るならと

試してみたくなるママの気持ちもよく分かりますが‥


2017年に診療ガイドラインが改訂され、


20歳未満の処方は使用期間が長期になるため、
ご両親の判断、管理のもとで「慎重処方」となってます

確かに、
低下し始めてなるべく早い時期に
スタートする方が効果が大ですし

眼軸長が伸びて近視になると、元には戻らず、
成長に伴って進行するのが近視の怖いところですが…

近視進行を抑制する方法の一つが
オルソケラトロジーです!

メリット、デメリットを考慮した上で、
慎重に判断されることをおススメします!

オルソケラトロジーのメリット・デメリット

【メリット】

✅️日中を裸眼で過ごせる

✅️医師の診断で、小さいお子さんも使用できる(6歳から)

✅️成長期の子どもの近視抑制効果が大きい

✅️使用を止めれば、もとの視力に戻る

【デメリット】

✅️強度の近視・乱視には適応外

(近視度-4.00D、乱視度-1.50Dまで)

✅️毎晩の装着が必要で睡眠時間が毎晩6~7時間とれること

✅️寝ている間に目をこすれない

✅️特殊レンズのため、毎日のレンズケアは丁寧に

✅️寝相が悪いと使用できない

(仰向けに寝ること)

✅️費用が高額(20万~30万)

オルソケラトロジーが向いている人は?

●スポーツをする人

●日中、裸眼で過ごしたい人

●自分で取り扱いができる人

●軽~中度の近視の人

オルソケラトロジー視力回復グラフ例1

眼科でオルソをすすめられた9歳の女の子

自分の眼で見たいから

視力回復トレーニングをスタートして半年

学校の視力検査も

D判定からA/B判定に上がったヨ

オルソケラトロジー視力回復グラフ例2

オルソケラトロジーを長期間使用されていた35歳の女性

オルソを使用していても視力が低下してきたので、使用を中止して視力回復トレーニングを開始

使用中止後も視力低下せず

裸眼視力の生活です


視力低下の原因を把握せず、今まで通りの生活環境の中

良いところばかりを注目してトライしても

結局、続かなかったり、眼のトラブルを起こしたり
メガネや普通のコンタクトに戻っておられる方もあります

実際、アイメディカル西宮でも
オルソやアトロピン目薬と視力回復トレーニングを
併用されているお子さんは増えてきました!

= = = = = = = = = = = = =

今の時代、生活環境の変化から
小さな子どもの内から


近視進行を予防することが大きな鍵🔑

この方法だけに頼らず
たくさんの情報の中からご自分たちに合った方法で
継続していく事が重要
です

あくまで、お子さんファーストで

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