公開日:2023年06月05日
更新日:2024年12月15日
お子さんの近視進行を抑える目的で処方される目薬
💧低濃度アトロピン(マイオピン)
従来から仮性近視治療や屈折度検査に使用される
アトロピンを薄めたもので多くの眼科で処方されます
👁️🗨️既にメガネをかけているけど効果あります?
👁️🗨️視力回復トレーニングと併用できますか?
というお問合せも増えました
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以前は近視のお子さんにはミドリンM、サンドールという
筋肉弛緩剤の目薬を処方されていましたが
仮性近視にしか効果が期待できない事から
使われる頻度が少なくなりました
今回は
目薬で近視抑制できる?
低濃度アトロピン点眼💧についてです
仮性近視の治療や屈折度検査に使用されていた
アトロピンを薄めたもの(0.01%、0.025%)
✅近視進行の原因
眼軸長(眼の奥行き)の伸びを抑える
✅眼軸を伸ばすムスカリン受容体
(タンパク質の一種)をブロックする
✅近視が進行し続ける成長期の間ずっと点眼する
(健康保険対象外)
⇒2年間以上続ける
⇒メガネをかけているお子さんも対象
アトロピン点眼は
視力回復トレーニングと併用すると効果大
①超音波治療器ミオピアを夜に当てる
⇒ミオピアは目薬の効果を高めるので先に当てる
②寝る前にアトロピン点眼
③生活の改善
・姿勢 ・睡眠 ・戸外で日光に当たる
・スポーツ ・食事 ・照明
アトロピン点眼は近視の進行抑制であり
視力回復ではありません
近視の発症が低年齢化している現代
✔メガネ・コンタクトをかける時期を
送らせることができる
✔Stop The 強度近視・病的近視
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近視の進行は眼軸長の伸びを抑える事
が最大のポイント
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世界的に増加している近視人口
成長期の近視進行を少しでも遅らせたり
予防できるのであれば
試される価値はあるのでは!
もちろん、
視力回復トレーニングと併用してお使いいただけます👌